世界を変えるチーム力
<Aクラスの人はAクラスの人と一緒に仕事をしたがる。Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる>シリコンバレーの格言。 日本のビジネス社会では、「チームワーク」という概念に「優秀な個」という前提が自動的には含まれていない。「メンバーの痛みが理解できる。」「困っているメンバーを助ける」といった相互扶助の概念と紙一重になりがちだ。「守りの仕事」ならばそれでいいが、そのチーム発想からは「攻めの仕事」における爆発的な創造性は生まれにくい。
「その道のプロ」の相乗効果
<世界を変えるものも、常に小さく始まる。理想のプロジェクトチームは、会議もせず、ランチを取るだけで進んでいく。チームの人数は、ランチテーブルを囲めるだけに限るべきだ。>サン・マイクロシステムズ共同創業者のビル・ジョイの言葉。 「世界を変える」イノベーションを生む一番大切なことは、資金でも設備でもなく、情熱を持ったわずか数人の力を結集して爆発させつチーム力にある。 高いモチベーションを持続する少数精鋭からチームが成り立ち、目標を共有し、会社や作品の成長を目指し、チーム全員が同じ目標に向かって走る。その幸福感、高揚感から、創造性やイノベーションが生まれるのだ。
古い価値観
「いい成績を取って、いい大学に行って、いい会社に入りなさい」という古い価値観のゴールにある「日本のいい会社」に入ることで、それができるのだろうか。「いいチーム」感覚で楽しく仕事をしていくことができるのだろうか?現代の日本の優秀な若者たちは、そんな懐柔の心を持っている。だから未来に閉塞感を感じるのだ。
チーム力の文化
自分の志向性にぴったりとあった領域を発見し、そこで徹底的に自助努力をしてその道のプロになる。そしてAクラスのプロ同士がお互いに尊敬し信頼し認め合い、ケミストリー(相性)の合うメンバーで一体感をもち、チームでスポーツするように一緒に仕事をする。そんな楽しい「仕事の世界」が日本にももっと増えてくるといい。 こうした「チーム力」の文化を積極的に社会全体に育んでいくとき、一人一人の個に、今を生きるエネルギーがわいてくるのではなかろうか?
Monday, March 17, 2008
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